物を所有するどころか、所有されていた自分
休日予定もないとき、家族でどこか行こうという流れになる。そして行先はちょっと遠くのイオンやアウトレットモールなどお買い物施設。
行先は遠くじゃなくても、近所の100均やファストファッション、ハードオフやセカンドストリートなどリユースショップ…。
行ったら行ったで、遠くの場合は「なんか買わないと交通費とか時間ももったいない…」と思ったり、近くで100均とかだと「これだけ買っても一つ100円だし」といらない物まで買ってしまう。
そして家にあふれる大量の物、物、物。
それが普通だと思って今の今まで人生やってきた。
「ミニマリスト」との出会い
そんなある時、何気なくYouTubeで検索した「汚部屋 掃除」によりミニマリズムに出会う。
(単純にこれまでに増えすぎた物に悩んでいたこと、掃除する動画が手っ取り早くすっきりして好きだったこともあるのかも。)
ミニマリストの存在を知り、色んな人の動画、本を読んでミニマリズムを知る。
ミニマリストの方々は、他人に左右されずその時一番自分に合ったものを少数精鋭で持って、何もないからこそむしろノイズが何もない時間を空間を自分のしたいように楽しんでいるように見えた。
物に所有される己の現状
それに比べて今の自分はどうか、
SNSでみた誰かのおすすめのものをポンポン買い、予定が何も無いときは欲しくもない買い物に出かけ、微妙な物を買って金欠だと言っている…。
100均で「あとで使うかも」とちっさい小物入れを買ったり、セール品の服を安いからと試着もせずに何着も買ってタグも切らずにリアル箪笥の肥やし…。
家族にはサクラダファミリアと言われる始末。(←部屋をきれいにすると宣言して以降、全くきれいにならない様子から。)
最初こそ、ミニマリストになるのは性格とか生活関係あるでしょとか思ってなれると思ってなかった。YouTubeで動画を見ていても「こんなんっ、なれるわけ…!」と思っていたのが本音だ。
でもね、ミニマリズムっていうのは技術なんだと。
特に心惹かれたのが、ミニマリストしぶさん。
小さい部屋に必要最低限をもって暮らすしぶさん本人が、視聴者の家を片付ける企画。どの動画でも物にあふれた部屋が、動画を終えるころにはすっかりきれいになっている。あの物量を!そして参加した視聴者をミニマリストにすっかり変えて帰っていくのだ。
明らかなごみを捨て、同じ役割をしてるものは減らし、捨てる選択をしたらどうして捨てることになったのかを考えながら減らす。物のリバウンドも防ぎながら減らしている。どの家に片付けに行ってもやり方は基本的に同じ。
そうこれは技術なんだ、そこにしぶさんがいるか自分だけであるかの違いは(すごく)あれど、ミニマリストはきっと目指せるのかも。動画何本を見ているうちにそう思っていった。動画を再生しながらも捨て活できたりもした。
なるぞ、ミニマリスト!
今までの愚かな自分を脱したい、物で悩みたくない、時間を大切にしたい。
まだなってもいないし、道の途中ではあるが、少数精鋭・機動力UPした新しい自分になれるように物を減らしていきたいと思っている。
物に所有されるな!!
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